理事長所信


第62代理事長 高橋 忠司

はじめに

延岡青年会議所は明るい豊かな社会の実現を目指し、多くの方々の支えにより運動を継続し61年目を迎えました。創立60周年という節目の年を終えた本年、しっかりと足元を見つめながら新しい一歩を踏み出してまいります。現在、延岡青年会議所を取り巻く環境はメンバー数の減少や交通網の発達による市民意識の変化など、早急かつ柔軟に対応すべき課題を有しており、明るい豊かな社会の実現にはより多くの仲間と共に未来を見据えた運動を展開していかなければなりません。そして、その過程で存在感ある人財を育成しメンバーの資質を向上させ、この組織の存在意義を高めることが郷土の未来に繋がっていくと確信します。

 

組織の未来

私たち青年は率先して自ら考え行動し変革を起こすことで、目的の実現に繋がる効果的な運動を展開していかなければなりません。そのためには私たち自身が溌剌と活動する姿を見せることで、共感を生み郷土の未来を創造する仲間を継続的に迎え、メンバーの拡大へと繋げていかなければなりません。本年も全メンバーが一致団結してメンバーの拡大に注力し、仲間と共に郷土の未来のために運動を行ってまいります。

 

繋がりを活かしたまちづくり

延岡青年会議所はこれまで、関係諸団体の皆様と共に高速道路建設促進運動に取り組んでまいりました。そして、現在その思いは九州中央自動車道に向けられております。2016年4月に発生した熊本地震では、幹線道路の脆弱さが露呈され、その必要性が広く認識されました。また、地域経済への波及的なストック効果も期待されており、九州中央自動車道の全線開通に向けた機運は高まっております。私たちはこのような現状を鑑み、青年会議所が持つネットワークを活かして、その必要性を訴え広域的な運動を展開していかなければなりません。本年も、沿線地域にある課題を共有し今何を成すべきか広い視野を持ち模索しながら運動を展開することで、沿線地域も含めた一体的な浮揚に繋げてまいります。

 

魅力を活かしたまちづくり

私たちのまちは多様性に溢れ、全国に誇れる豊かで魅力ある観光資源を数多く有しております。しかし、それらを存分に活用し発信できていないのが現状です。明るい豊かな社会の実現ためには、市民一人ひとりにこの魅力を認識していただく必要があると考えます。そのためには、まず私たちが率先してこのまちの魅力を活用し発信することで、市民意識を変革し、魅力溢れるまちづくりを推し進めてまいります。失敗か成功か、それだけに捕らわれる必要はありません。自分たちの手で何ができるのかを模索しあらゆる可能性を信じて事業構築に取り組み、仲間と共に学びを得ながら、自己の成長に繋げることこそが大切です。失敗を恐れずに全力で取り組んでまいります。

 

未来を担う人財育成

いつの時代も、未来は子どもたちに懸っています。日々、目まぐるしく変化する現代の情報化社会において、人間関係の希薄化が進み子どもたちが育つ環境にも多くの影響が生じております。私たちはこれからの社会を生きる子どもたちのために、本当に大切なものを伝えていかなければなりません。そのためには、子どもたちが持つ無限の可能性をどこまでも伸ばすことができる機会を提供する必要があると考えます。その中で多くの出会いと学びを得て、自らを律し、仲間と協調し、思いやる心や豊かな心を育むことで、本質を理解し、このまちを明るい豊かなまちへと導く人財が育つと確信します。

 

宮崎ブロック大会主管

本年、延岡青年会議所は第44回宮崎ブロック大会を主管いたします。この大会において県内各地の多くの仲間と共に協力して研鑽し合いながら、共通の目的を持って事業を構築し、その過程で貴重な学びを得て個人の成長へと繋げてまいります。またメンバーの成長はLOMの資質の向上にも繋がり、延いては郷土の未来に繋がります。ブロック大会主管という好機を上手く活用し、まちの課題と魅力を調和させ課題を解決しながらもまちの魅力を県内各地域に向けて広く発信できるように取り組んでまいります。そして、ブロック大会が新たな同志を生むきっかけとなり、さらにメンバーの成長とこのまちの発展へと繋がる機会とするべく努めてまいります。

 

最後に

何かを成そうとするとき、どれ程の時間を過ごしたかではなく、その時間をどう過ごしたのかが大切です。延岡青年会議所の原点である創始の精神を思い起こし、己を信じて、仲間を信じて、郷土の未来のために溌剌と運動に取り組んでまいります。